2012年5月17日木曜日

6月3日 ララバイコンサート プログラムより①




今日は6月3日に重松壮一郎さんとのジョイントコンサート
「ララバイコンサート」の内容について少しご紹介したいと思います。

この日、SOSO(重松さん)と私の即興の演奏の他に
いくつかの既存の曲の演奏も、一緒にすることになっています!

私は、以前からずっと、子守唄と小さな冊子が一緒になった
CDを創れたらと思っていました。
そして、その冊子は、西村聡子さんにお願いしようと思っていましたので
今回のコンサートのチラシも聡子さんにお願いしました。
本当にステキなチラシを創っていただいて大満足な私です!

人が生まれてからはじめに出会う歌は、きっと子守唄でしょう。
母親の子守唄がなにより一番、魂の栄養になるはずです。
赤ちゃんの頃だけでなく、大人になっても、なお
ずっと、子守唄は、心を癒してくれたり元気にしてくれたり
時には辛い経験に泣く自分のそばにいてくれたり・・・
自分をいつも優しく包んでくれるものなんだと思います。

子供や大人や、亡くなった魂によせて
歌う子守唄をあつめて、いつかコンサートができたら、
CDができたらと、ずっと思っていました。
今回のララバイコンサートは、その私の思いが
やっと形になった初めてのコンサートです。

これから、本番まで、少しずつコンサートで歌う曲の
ご紹介をさせていただけたらと思います。
というのも、私はMCが大の苦手です。
なぜなら、MCをする時には、音楽を演奏している私とは、
対局の私でいないといけなくなるからです。
天と地ほどにちがう両極の世界を行ったり来たりすることは、
私にとってとても大変なことになりますw

コンサートをひとつの流れの中で進めていくためにも
今回はMCなしで、通してみたいなあと思いました。
即興演奏もあることですし、きっと当日のプログラムはつくらないと思いますので、コンサートで演奏する予定の曲を少しずつご紹介できたらと思います。



今日は、宮沢賢治のちいさな歌たちをご紹介します。
「あかいめだまのさそり・・・」とはじまる<星めぐりの歌>は
とても有名ですが、その歌を歌いたいと思います。
このちいさな素朴な歌は、何度くりかえして歌っても
あきることがなく、こころは静かに楽しくなっていていきます。
この曲は、5つの音でできていて、わらべうたと同じような感じに
聴こえてきます。
この5つの音でできている音楽は、幼児期の子供たちの魂に
もっともあった音楽と言われています。
どこからはじまるとも、どこでおわるともしれない、くりかえしの
メロディが子供たちの魂の居心地のいい響になるのです。
きっと大人たちがきくと、幼かったころのことを思い出すでしょう。

そして、もうひとつ、賢治がつくった「牧歌」という曲があります。
これは種山ヶ原のことを歌った曲ですが、この曲は3つの音しか
使われていません。
5つの音でできた5音音階の、きっと前身の音階になるんだと思います。
本当に、素朴な3つの音でできている曲ですが、とても美しい曲になっています。

手嶌葵さんが歌っている動画がありますのでご紹介しますね!



また、他のプログラムに関しても、少しずつご紹介していく予定ですので、
どうぞお楽しみに♬


コンサートのチケットは、下記のお店でお求めできます。
どのお店もとってもステキなお店です。
チケットお求めの際には、お買い物やお茶やお食事も、
どうぞ一緒にお楽しみください♡

ナチュ村(天神)
カフェ パンデロー(赤坂)
くつろぎダイニング 和楽mama(糸島・加布里)


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