2014年8月11日月曜日

安西博之さんの「天地の息吹」プネウマシリーズvol.3 の空間体験







2014年8月5日〜10日に福岡市天神・新天町の<ギャラリーおいし>で開催された
安西博之さんのインスタレーション展「天地の息吹」プネウマシリーズvol.3に行ってきました。

何もかも忘れて、ただそこに居たいと思うような、癒やしの空間でした。

素晴らしかったです。

安西さんの作品に触れるのは、初めてでしたが、芸術作品とは、その人柄・その人自身が、形になって現れるもの・・・安西さんを、静かに深く感じる空間でもありました。






光る黒い床と、美しい青い島。

島を息づかせるアメジストのクラスター。

島の周りの繊細な砂浜、白い壁。

大地と天からの息吹の角。。。

天と地から、息吹・プネウマを感じるその空間に

光と風が舞うような音が、どこからともなく聴こえてくる。





すべてが、絶妙に調和して、心地よい空間を創りだしていました。

浄化され、力をいただける空間でした。



アメジストは、空間や人を浄化し保護する石です。

安西さんの創造空間の中にあり、
安西さんの創りだしたすべてが、
そこにあるすべてが、すべての存在が、
空間と人を浄化し保護するものとして、あったと思います。






壁に貼られたデッサンも素敵でした。

大地からの息吹を表す穴のデッサンや
天使が角笛を吹いている絵。
ケルトの大地の聖霊アリエルのことなど。

どれもが、私の心に共鳴し、私の魂が喜ぶものばかりでした。

いつまでも、いつまでも、そこに居たいと思う空間でした。



そして、その空間で、安西さんといろんなお話をしました。二元論のこと、芸術の話、エーテルや波動の話、音楽の話、ちょっぴり恋愛のお話も(笑)・・・

そんなお話を、あの空間でできたことも、幸せでした。
2つの島の真ん中に座っていると、ひとつひとつの島を感じるというより、その2つのはざまにできる交じり合う空気感とか、全体を捉える感覚とかが生まれてきて、それもまた、面白かった。






「天地の息吹」の空間

ふらっと来て、何度でも来て、感じてほしい。
この空間にいて、本を読んだり、イヤフォンで音楽を聴いたりしてもいいからと、安西さんは言われていました。
ただ、そこにいるだけで、浄化されたり、癒やされたり、エネルギーをチャージできたりする・・・そんな空間でした。



名残惜しく、お別れした「天地の息吹」の空間。

帰り道、私の中に鳴り響いていたのは、映画「ロミオとジュリエット」のテーマ曲。
イタリアが舞台だからかな?

男女の物語だからかな?
あの空間の余韻が、いつまでも残る素敵な創造空間でした。


次にあるときにも、是非、行きたいと思います。

安西さん、素敵な時間と空間をありがとうございました。